「S」「PS」「MB」…マンション間取り図の記号の意味

これから春先にかけて一人暮らしを始めたり、転勤などで新たに住まい選びを始める人が増えてくると思います。その際、必ず目にする「間取り図」には、「S」「PS」「MB」などの記号が書かれていることがあります。これらの記号の意味について取材協力した記事がSUUMOに公開されました。興味のある方はぜひご覧ください。
マンションの間取りの「S」「PS」「MB」って!? 間取り表記を理解して物件探し(SUUMO)

記号は主に小さなスペースに使用される

「PS」「MB」という記号は、「小さな空間」に使われることが多く、例えば「PS」は上下水道等が通るパイプスペース、「MB」は電気やガスのメーターが格納されているメーターボックスを示す記号で、いずれも壁に囲われた小さなスペースです。クローゼットなどの収納も記号を表記されることがあります。例えば「CL」はクローゼット、「WIC」はウォークインクローゼットを示す記号です。

扉の開閉方法なども間取り図から読み取ろう

間取り図にはその他にも様々な情報が盛り込まれています。例えば各室のドアの形状なども分かります。洋室に多く採用される片開き戸、リビングに隣り合う洋室や和室に多用される片引き戸、大きな開口になる2枚片引き戸など、このように「どのような建具が使われているか」も間取り選びの際には必ずチェックしたいポイントです。

家具レイアウトや住まい方にも影響を与える建具の形状

例えば片開き戸であれば、そのドアが開く軌跡上に家具は置けないことを念頭に置き、家具レイアウトを検討します。片引き戸であれば、そういった配慮はしなくてよくなります。もし2枚片引き戸であれば、隣り合う空間とつなげて使いやすくなるなど、住まい方にも大きな影響があるでしょう。

引き戸を開ければ2つの空間をひとつにできる間取りの例

引き戸を開ければ2つの空間をひとつにできる間取りの例

以上のように、間取り図に示された情報の一つ一つを読み取り、そこでの暮らしを思い描きながら新しい住まい選びをしてください。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
マンションの間取りの「S」「PS」「MB」って!? 間取り表記を理解して物件探し(SUUMO)

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