J-WAVE「STEP ONE」に出演しました

3月28日(水)9:35~45頃、ラジオ J-WAVE「STEP ONE」(mon-thu9:00-13:00)に出演させていただきました。

テーマは交通事故死の約3.6倍にもなる家庭内事故死について。

・どんな事故が多いのか?
・家庭内事故が起きやすい家の構造は?
・人気のタワーマンションやおしゃれな家で気を付けたいポイントは?
・家庭内事故を起こさないために気を付けたいこと

などをお話しました。

家庭内事故で最も多いのは「不慮の溺死」次いで「不慮の窒息」「転倒・転落」となっています。
この3つを合わせて全体の約90%を占めています。

いずれも、高齢者の方が多くを占めています。
特に「不慮の溺死」は平成28年の統計で65才以上で5086人となり、これだけでも
同年の交通事故死3904人の1.3倍にもなっています。

高齢者の方の不慮の溺死の原因は、急激な温度変化が元で起こるヒートショックです。
特に古い家屋では、冬場に暖房していない場所は外気と同じくらいに冷え込みます。

暖房している居間(20℃)

暖房していない廊下、脱衣室、浴室(5℃)

その脱衣室で洋服を脱いで裸になる

熱い湯船につかる(45℃)

以上のような急激な温度変化で血圧が上下して、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因となります。

ヒートショックの予防法としては、まずは住まいの断熱性を向上させることが抜本的な対策になります。
でも、そんな大がかりなことはできないという場合は、まずは脱衣室や浴室にヒーターなどの暖房器具を入れたり、
湯船の温度を少し低くしたり、家族がたまにのぞきに行って様子を見るなどの対応ができるといいですね。

当日は、10分間しかありませんでしたが、ナビゲーターのサッシャさんの素晴らしいお導きによって
時間内にまとめまでお話することができました。

もう一人のナビゲーターの寺岡歩美さんもとてもきれいな方でした。

J-WAVEのスタジオは六本木ヒルズの33階にあり、待合室からは東京都心が見渡せました。
この日はちょっとガスがかかっていましたが、後から聞いたらこの日は黄砂(こうさ)が飛び始めたとのこと。
花粉、黄砂、PM2.5の対策もしっかり取らないといけませんね。

スタジオの待合室には、スナップ写真を撮れるコーナーもありました。
放送作家の原口さんと。

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