2018年グッドデザイン賞 受賞展を見てきました

2018年度のグッドデザイン賞を受賞した作品を一堂に見ることができる、
「GOOD DESIGN EXHIBITION 2018」(会場:東京ミッドタウン)に行ってきました。

【グッドデザイン賞とは】

公益財団法人日本デザイン振興会の主催で、毎年デザインが優れた物事に贈られる賞であり、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みである(出典:wikipedia)

ちなみに、2018年は4,789件を対象に審査を実施した結果、全1,353件の受賞が決定したとのことです。
受賞作品全1,353件の展示をするため会場はいくつにも別れ、最後のほうでは見て回るほうも体力勝負です。

それでも最新のアイデア、デザインに触れることができてとても興味深い展示会だと思います。
実物を手にしたり試すことができるので、会場に来てみると楽しいと思いますよ。

受賞作品の中からベスト100が選ばれており、その中からいくつか気になったものをご紹介します。

■株式会社天童木工 アームチェア [STICK]

天童木工ならではの曲線美をもつ椅子。多くの人が椅子に座って座り心地を確認したり、アームをなでたりていました。

■国際空港のガチャ売り場デザイン [JAPANESE CAPSULE TOY GACHA]

空港で小銭が余ってしまった外国の人にガチャガチャを楽しんでもらうというアイデア。
なかなかシュールなおもちゃが多くて、とてもいいお土産になると思いました。

■ホテル [星野リゾート OMO5東京大塚]

星野リゾートがJR山手線大塚駅前に建てたムダを省いた低価格のホテル。部屋は狭めですが、十分でしょう。
オリンピックに向けてこんな都市型ホテルが増えそうですね。

■堤防のリノベーション [木津川遊歩空間「トコトコダンダン」]

淀川水系である木津川沿いの遊歩道と広場空間(旧入堀)を併せた約4300m2にわたる河川区域における護岸整備事業。
木津川の治水対策だけでなく、川べりを街の景観としてデザインしているのがとてもいいと思いました。

■劇場 [台中国家歌劇院]

伊藤豊雄先生がデザインした台湾の劇場です。何かの形の断面がそのまま外観になっていて斬新です。
台湾の新しい観光名所となっているそうです。

■特急車両 [小田急電鉄 70000形特急車両 ロマンスカー GSE]

都心部と小田原をつなぐ小田急ロマンスカーのデザインが新しくなりました。
デザインのテーマは「六十年の伝統を踏まえさらに快適で上質な旅の楽しさを感じていただける優雅に走るロマンスカー」とのこと。従来のロマンスカーより角ばってメカっぽくなったように思います。レッドカラーも鮮やかになりましたね。

会場にはまだまだたくさんの展示があり、海外から応募され受賞した作品の展示や、日本で長く愛され続けてきたデザインも表彰され、展示されていました。

受賞作品はグッドデザイン賞のHPから見ることができます。
グッドデザイン賞ホームページ
2018年 グッドデザイン ベスト100

興味のある方はぜひご覧ください。

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