以前、「好きなキッチンメーカーが入っていたからこのマンションに決めたの」
とおっしゃった方がいました。
料理は毎日のことなので、キッチンにいる時間も長くなります。
「お気に入りのキッチンに囲まれている」ということは、
日々の暮らしの中で、心も豊かにしてくれることと思います。
キッチンは、作業のしやすさなども気に掛けたいところです。
現在は対面式になっているキッチンに人気があります。
![対面式キッチンのキッチン側からリビング・ダイニングを見る](https://i0.wp.com/atelier-sumai.jp/sma20170911/wp-content/uploads/20181119_01.jpg?resize=800%2C600)
対面式キッチンのキッチン側からリビング・ダイニングを見る
対面式キッチンとは、リビング・ダイニングに向いて流しやコンロが配置され、
キッチンで作業しながらリビングダイニングにいる家族と話しをしたり、
そこで遊ぶ小さな子どもを見守ることができるキッチン形式です。
対面式キッチンに人気が出る前は、LDK形式が多かったと思います。
リビング・ダイニング・キッチンがひとつの空間になっており、
壁際に一列に並んだキッチンが設けられる形式です。
この形は、キッチンの面積を節約できるというメリットがあります。
但し、料理をするときは、リビング・ダイニングにいる家族に背を向けることになります。
![ダイニングと一体になったキッチンの例](https://i0.wp.com/atelier-sumai.jp/sma20170911/wp-content/uploads/20181119_03.jpg?resize=800%2C645)
ダイニングと一体になったキッチンの例
一方、お料理を本格的にしたい人に向くのは「独立型キッチン」です。
キッチンが独立してひとつの部屋になっており、面積も広く、調理機器も充実しています。
リビング・ダイニングからキッチンの様子はわかりません。
調理の際に出るニオイも音も外に漏れにくい形です。
調理に集中した人に向くキッチン形式と言ってよいでしょう。
また、キッチン形式を選ぶとき「家族のだれが調理をするか」ということも大事なことです。
夫婦や親子など、複数人で料理することが多いご家庭では、
ある程度の広さがあった方が、作業がしやすいです。
![子どもに料理のお手伝いをしてもらうなら、入ってきやすいある程度のスペースが必要です](https://i0.wp.com/atelier-sumai.jp/sma20170911/wp-content/uploads/20181119_04.jpg?resize=800%2C534)
子どもに料理のお手伝いをしてもらうなら、入ってきやすいある程度のスペースが必要です
もし今は家族のだれも料理を手伝ってくれなくても
「将来的には一緒に料理をしたい!」と考えるのであれば、
キッチンにゆとりのあるプランを選びましょう。
以上のように、キッチン形式はいくつかあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
そのあたりを生活総合情報サイト オールアバウト にて、まとめて書いております。
「我が家にはどんなキッチン形式が合うかしら?」と思ったときは、ぜひ参考にご覧ください。
マンション選びはキッチンから?種類や各特徴、注意点 by All about