女性自身(2018年3月20日号/光文社)の特集
『「家庭内事故」は交通事故の3倍に!家族の命を救う自宅改造プラン』にて
家庭内事故を減らすためのアドバイスをいたしました。
取材を受ける際に最新データを確認したところ、
数年前までは 家庭内事故は交通事故の約2倍 程度だったのですが、
現在では約3倍程度 になったようです。
(平成28年の家庭内の不慮の事故死の総数は14175件、同年の交通事故死は3904人)
交通事故発生件数及び負傷者数は12年連続で減少し,死者数も減少傾向にあり,
昭和24年以来67年ぶりに4千人を下回った、とのことです。
一方、家庭内事故死の件数はあまり変わらず推移しています。
もともと安全なはずの家庭内でそんな事故が起こるということは想像しにくいことですし、
「交通事故死より多い」と聞いてびっくりする人も多いのではないでしょうか。
家庭内事故死で最も多いのは「入浴中の溺死」ですが、その多くが高齢者です。
これはヒートショックなどを起こしてしまうことが原因と考えられます。
ヒートショックは各室間の温度差が生じる家で起こりやすいと言われています。
こちらは、家の断熱リフォームができればもちろんよいのですが、
浴室や脱衣室に暖房器具を入れるだけでもだいぶ予防できます。
その他にも、紙面にて家庭内事故を予防する方法をいくつかアドバイスしていますので、
興味のある方はぜひご覧になってください。