暮らしの中でできるサスティナブルな取り組みとは

もはや地球環境は待ったなし

SDGsやパリ協定の流れを受け、サスティナブルな暮らしや取り組みが注目されています。サスティナブル(持続可能性)という言葉は最近よく耳にするようになりました。私たちはこれからもずっと現在の暮らしを変わらず営めると思っていますが、今のままの暮らしを続けていると地球環境が破壊され続け、平均気温が上昇し、大雨や台風などの災害が発生しやすくなったり、世界の貧困にあえいでいる人に食料がいきわたらなくなります。すでに待ったなしの状況になっています。

毎日お茶碗1杯のご飯を捨てている

今まで経済活動が優先され、地球環境を少しづつ破壊しながら、たくさんのものをつくり続け、そして余ったものを廃棄してきました。日本でまだ食べられるのに廃棄される食料(=いわゆる食品ロス)が年間570万トン、国民一人当たり毎日お茶碗1杯のご飯を廃棄していることになります。これは世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(2020年で年間約420万トン)の1.4倍に相当します(※)。
※ 消費者庁「食品ロスについて知る・学ぶ」より

これからは有限の資源を大切に使いリサイクルする循環型の社会をつくり、CO2をなるべく出さない暮らしをする必要があります。私たち1人1人がエコな暮らしを心掛けることは、一つ一つは小さいことかもしれませんが、多くの人が取り組むことで大きな効果を生み出すでしょう。

みんなが行っているサスティナブルな取り組みとは?

先日公表された株式会社LIXIL住宅研究所が実施したアンケート「2021年 我が家のサスティナブル調査」(n数=537、2021年11月25日~12月2日)によると、92.2%の人が「家庭においてもサスティナブルを意識した取り組みが必要だ」と答えています。具体的に行った取り組みについてもBEST10が公表されています。

それによると、第1位は買い物にマイバックを持参するようになったこと、第2位はシャンプーなどはボトルを買うのではなく詰め替えを買うようになったこと、第3位にはごみを徹底して分別し、再利用できるものは資源ごみに回すこと、が入っています。いずれもすでに取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。

ゴミの減量に貢献する家電をご紹介

家庭用生ごみ処理機

我が家では温風乾燥式の生ごみ処理機を使っています

このLIXIL住宅研究所のアンケートのご紹介とともに、我が家で行っている生ごみを減らす取り組みについて、All aboutに新しく記事を執筆いたしました。こちらです↓
▶ ニオイは?運転音は?サスティナブルな暮らしで注目「生ごみ処理機」のメリット・デメリット by All about

ごみを分別して再利用できるものは資源ごみに出す一方、廃棄するごみの量も減らす必要があります。特にキッチンからでる生ごみは水分を含み、燃焼するのに多くのエネルギーを使います。捨てる前に各家庭で水分を飛ばし、ごみを軽量化すれば、地球環境にかける負荷を減らす事ができます。この生ごみ処理を行う家電「家庭用生ごみ処理機」についてメリット・デメリット、サイズや費用などをリポートしています。

家庭用生ごみ処理機を使うと、ゴミ袋が軽くなり、また袋のサイズも一回り小さくなるのでごみが減ったことを実感できます。家庭用生ごみ処理機の購入の補助金を出す自治体も多いので、ぜひそのような制度を上手に活用しましょう。

その他にも、我が家で行っている取り組みとして、野菜くずをすぐ捨ててしまうのではなくコトコト煮込んで出汁を取ったり、一度収穫した豆苗を再生させるリボーンベジタブル(再生野菜)などもご紹介しています。興味のある方はぜひ参考にしていただけますと幸いです。詳しくはこちら ↓ をご覧ください。

▶ ニオイは?運転音は?サスティナブルな暮らしで注目「生ごみ処理機」のメリット・デメリット by All about

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