2年越しに設計・工事監理をしてきた保育園の新築工事が完了し、本日無事に引渡しが済みました。
施工会社から建物の鍵一式がお施主様に渡されて、明日からは保育園の管理のもと、4月の開園に向けて準備が進められます。
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この保育園は世田谷区の閑静な高級住宅街のど真ん中にあります。
騒音や交通の問題が懸念され、地域のみなさまから様々なご意見をいただき、
そのご意見を計画に反映して設計を何度も見直ししました。
当初は世田谷区の保育園整備担当者が地域のみなさまと話し合いを進め、途中から事業主と設計事務所がそこに加わり
具体的なお話を進めてきました。
企画立案から完成までトータルで4年かかっています。
2017年3月に着工し、約1年間の工事監理を経て、いよいよ目の前に思い描いていた建物が完成しました。
図面や模型、3Dは穴が開くほど見てきましたが、実物を見たときは…
言葉では言い尽くせない「感動」でいっぱいになりました。
都市部の保育園では珍しい、木造在来工法、平屋建て、準耐火建築物、燃え代設計を利用して柱と梁が現しになる「真壁造り」の建物です。
園長先生がこだわった火山灰が原料の塗り壁と、あちこちに現しになった木に囲まれて、
温かみのある、木質感たっぷりの保育園になりました。
このたび、お施主様のご理解とご協力を得て、3月22日(木)の午後に設計関係者の見学会を行います。
場所は東京都世田谷区、小田急線下北沢駅から徒歩10分の所にあります。
見学を希望される方はホームページの「お問合せ」からお知らせください。
※ 見学会は終了いたしました(2018年4月追記)
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