最終更新日:2026年3月09日
ピアノはとても重い楽器ですが、地震の際には大きく動いたり転倒したりする危険があります。
特にアップライトピアノやグランドピアノは重量が200kg以上あり、転倒すると大きな事故につながる可能性があります。
この記事では、一級建築士の視点からピアノの地震対策と安全な配置について解説します。
地震でピアノはどのくらい動くのか
阪神淡路大震災後に発表された「家具の被害状況」によると、
調査したうち約7割のピアノが「転倒した、もしくは動いた」という結果が報告されています。

ピアノは「重いから動かないのでは?」と思われがちですが、
実際には地震の揺れによって移動したり倒れたりすることがあるため、
転倒防止対策を取ることが重要です。
ピアノは想像以上に重い
私も子どもの頃はピアノを習っており、自宅にはアップライトピアノがありました。
そしてアップライトピアノと同じ部屋で、両親と当時小さかった弟が就寝していました。

一般家庭でもよく見かけるアップライトピアノでも200キロ以上あります

グランドピアノは250キロ以上あります
当時は、まさか地震でピアノが倒れるとは思っていませんでしたが、
重量が200kg以上ある家具が倒れれば重大な事故につながる可能性があります。
ピアノのある部屋で安全に過ごすために
就寝中に地震が起きてピアノの下敷きになったら大変です。
可能であればピアノのある部屋では就寝しないことが望ましいでしょう。
どうしても同じ部屋で就寝する場合は、
- 必ず転倒防止対策を行う
- ピアノが倒れる方向を避けて寝る
- 避難経路をふさがない位置に配置する
といった点に注意してください。
ピアノの転倒防止対策
アップライトピアノやグランドピアノには、
それぞれ適した転倒防止対策があります。
例えば足元に専用器具を設置する方法がありますが、
この場合はピアノを一度持ち上げる必要があります。
ピアノを持ち上げる専用ジャッキも販売されていますが、
購入時や引っ越しのタイミングで専門業者に依頼するのがおすすめです。
ピアノの地震対策をさらに詳しく
ピアノの転倒防止対策については、
以下の記事でも詳しく解説しています。
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※この記事は全体を再編集し、読みやすく整理しました。(更新日:2026年3月09日)











