「リビング学習」のススメ

リビング学習のススメ

最近よく耳にするようになった「リビング学習」。
小さな子どもが自室にこもって勉強するよりも、家族のいるリビングやダイニングで勉強した方がはかどることに注目が集まっています。そこで、リビング・ダイニングで学習するコツを「いいことずくめ!?「リビング学習」のススメ」にてお話させていただきました。

※丸紅都市開発株式会社の新築マンション「グランスイートシリーズ」紹介サイト
 コムズ倶楽部内の「Webコラム」内に掲載されています。

こちらの取材をお受けしたのが4月初旬。
コロナ禍の真っ最中で小学校・中学校が休校になったり新学期の始まりが後ろ倒しになったりと、否が応でもリビング学習が習慣となったご家庭も多かったのではないでしょうか。

小さなお子さんの場合、個室があったとしても、なかなかそこで1人で学習を進めるのは難しい時があると思います。
また、子どもがリビング・ダイニングで勉強すれば、大人は家事をしながら様子を見守ることができます。

下の写真のようにキッチンの流し台の対面にカウンターが設けられている間取りも人気があります。

流しの前にカウンターがあると勉強スペースとしても活用できる

流しの前にカウンターがあると勉強スペースとしても活用できる

そのカウンターを利用して勉強してもいいですし、リビング・ダイニングに勉強机を入れるスペースがない場合は
大き目のダイニングテーブルを入れればそこを勉強スペースとして活用することもできます。

気になるのはリビング・ダイニングで学習する習慣がつくと周辺が学習用具などで散らかることですが、
ランドセル置場や文房具置場の定位置を確保しておくことで防ぐことができます。

我が家では二人の子どもが小学校に上がるタイミングでそれぞれ学習机を買いましたが、
大きくなってもそこで勉強することはほぼなかったです(…)。
また、子育てをしている人からそういう話もよく聞きます。

ではどこで勉強していたか?というと、やはりリビング・ダイニングで勉強したり、
成長すると自分の部屋の中に折り畳み机を入れて床に座って勉強したり、好きなスタイルでやっているようでした。
学習机は?というと、物置になっておりました。

ちなみに大学受験の際も、気分転換をしたい時や集中したいときなどに、
たまにリビングに来てそこで勉強することもありました。

受験に関する問題を出したり、わからないことをパソコンで検索したりと自分でも勉強になったり、
成長するにつれあまり接点もなくなりますが、子どもとコミュニケーションをとることができました。
お子さんの性格によっても様々だと思いますが、一緒に勉強するのもまたよい思い出になると思います。

このコロナ禍で、在宅勤務する親も増えています。
子どもの学習スペースと親の仕事スペースの確保もこれからの住まいづくりの課題と言ってよいでしょう。
相乗効果でお互いに仕事(勉強)がはかどるような間取りだと理想的ですね。

お子さんのリビング学習のコツについて、興味のある方はぜひこちらの記事をご覧ください。
いいことずくめ!?「リビング学習」のススメ

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