All aboutでよくお読みいただいている記事のひとつに
「マンションの騒音はどこまで許されるのか」があります。
今回、リライトして再公開いたしました。
マンションの騒音問題は、マンションという住まい方がある限り、全くなくなることは難しいかもしれません。
その理由のひとつは、音のうるささの感じ方は受け取る側の人それぞれであるため、
どこまで対策を取ったらこの問題がなくなるのかということが一概に言えないことがあります。
生活する上で音を全く出さないということは不可能ですよね。
住まい手が「大きな音を出さないように気を付けて住む」ということが大切だとはわかっているけれど
音をなるべく出さないように気を使って毎日を過ごすのは、とてもストレスになると思います。
ですから、日々のストレスを少しでも減らすために、マンションを購入する際には
できるだけ音に配慮した造りのマンションを選んでいただきたいと思います。
例えば、マンションの騒音で問題になるケースに「上階の足音」があります。
上下階に響く足音を軽減するためにはマンションが以下の仕様になっていると効果が見込めます。
・床スラブ(床のコンクリ―ト板)の厚みが厚ければ厚いほどよい
→ 200ミリ以上は欲しい(中空ボイドスラブは除く)
・床仕上げ材に遮音性の高いものを使用している
→ 遮音フローリング、畳、じゅうたんなど
小さなお子さんのいるご家庭は、特に階下に気を遣うと思います。
そういうご家庭は、購入する前に、
マンションが上記のような仕様になっていることを確認してください。
普段の生活から出る音の種類や、どの程度の騒音以上だと問題になるのかといった目安、
マンションの何階がよいか、その他の注意事項などは、こちらの記事にまとめております。
気になる方はぜひご覧になってください。
「マンションの騒音はどこまで許されるのか」 by All about