令和の防災対策~おうち快適化計画~ リビング新聞掲載

9月1日は防災の日です。この日を含む一週間で多くの避難訓練が行われます。

1923年9月1日に発生した関東大震災が由来となり、9月1日は「防災の日」と制定されました。この日を含む一週間は「防災週間」とされ、全国各地で防災訓練が行われます。これを機に我が家の防災対策を見なおしてみませんか。

来年で関東大震災から100年を迎えます

内閣府の報告書によると、1923(大正12)年9月1日正午2分前に発生した関東大震災はマグネチュード7.9と推測され、南関東から東海地域に及ぶ広い範囲で被害が発生、死者105,385、全潰全焼流出家屋は293,387に上り、電気、水道、道路、鉄道等のライフラインにも甚大な被害が発生しました。ちょうど昼食時に当たったため、各家庭の竃(かまど)や七輪から同時多発的に火災が発生、それによって多くの人の命が奪われました。

上野公園を目指す避難者

「上野公園指して雲集する避難者」出典:The Osaka Mainichi, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で

当時の都市部の木造住宅密集地帯で火災が発生すると、燃え広がるスピードはかなり速かったことと思います。上の写真は上野公園を目指す避難者の方々の写真ですが、公園を目指す人、人、人……で、なかなか前に進めなかったのではないでしょうか。

上野公園のような広場は火災時の緩衝地帯となります。その後の都市計画で、延焼を防ぐために広い道路をつくったり、要所要所に公園を設けたり、家屋の隣どうしの間隔をあけるといった対策が取られて今日に至ります。

一年後の2023年には関東大震災から100年を迎えます。その教訓を忘れないためにもこれを機に我が家の防災対策を見なおしてみませんか。

令和の防災対策:在宅避難に備えて

さて、現代の防災対策ですが、近年建てられた新しい建物であれば、基本的に大地震にも耐えられる耐震性を持っています。地震や台風などによって住まいが倒壊・崩壊しなければ、コロナ禍でもあり、大勢の人が集まる避難所ではなく、なるべく自宅で避難生活を送りたい(=在宅避難)と思う人も増えています。

そこで立ちはだかるのがライフラインの断絶です。復旧するまで耐えられるよう日ごろから少なくとも3日分くらいの食料、水は備蓄しておき、携帯電話やテレビなどの電源確保の方法も検討しておきたいですね。在宅避難については下記ブログで解説していますので、ぜひご覧ください。

【関連ブログ】
コロナ禍で始める「在宅避難ができる家」
省エネ住宅が災害に強い理由
防災のカギは”レジリエンス” 家族を守る住まいづくり(新聞掲載)

リビング新聞で在宅避難のための『おうち快適化計画』をお話しました

防災の日を迎えるにあたり、リビング新聞に「災害から家族を守るおうち快適化計画」についてお話しました。在宅避難を可能にする住まいの条件は3つあります。それは、快適に過ごせる、家族の命を守る、災害発生後も生活できるの3つです。下記のアドレスからweb版も見れますので、よかったらご覧いただけますと幸いです。

東京リビングプラス 2022.08.26号(←こちらから全文読めます)

リビング新聞(サンケイリビング新聞社発行)2022.08.26号は「令和の防災対策」特集です。

リビング新聞(サンケイリビング新聞社発行)2022.08.26号は「令和の防災対策」特集です。

リビング新聞は、サンケイリビング社が発行するフリーペーパーで全国43エリアに6,081,858部発行されています(2022年5月現在)。発行日は金曜日付けで月2~3回の発行、木曜日・金曜日に一般家庭に配布されています。もしご自宅に届きましたらぜひ手に取ってご覧ください。

【参考サイト】
・内閣府 防災情報のページ 報告書(1923関東大震災)

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